公園デビュー

公園デビューと云ってもお子様やワンコのことではない。フライロッドのガイド位置を決めるのに近所の公園に行って試振りをして最終調整をするのだが、これがなかなか気まずいものがある。 ロッドをつないで振っていると散歩中のおばちゃんたちが訝しげにこっちを見て通り過ぎて行く。 一番厄介なのが小僧達。団体でやって来て、「何、何やってるの?」と好奇心旺盛に騒ぎ立てる。

ただ何回も行ってると色んな常連さんが居て、逆にこっちが好奇心旺盛になってしまう。 夕方になると必ず登場する初老の紳士。広場をステージに真っ暗になるまで一人で社交ダンスの稽古をしている。 そう映画の中で役所広司がやっていたのと同じように1人で黙々踊り続けている。 ひたすら陸上のスタートの練習をする中学生。

サッカーボールは持ってきてもウォームアップを延々やって、結局ボールを使わずそのまま持って帰る青年。 でも彼らから見たら、私はミョウチクリンな竿で紐を投げてる変な奴に見えているのではないだろうか。

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